弁理士試験の合格後の流れ
実務修習を修了し、日本弁理士会に登録します。
合格から登録までの流れ
弁理士として活動するには、弁理士試験に合格した後、実務修習を修了し、日本弁理士会に登録します。令和7年度の合格者の日程は、次の順でした。
| 手続き | 令和7年度の日程 |
|---|---|
| 最終合格の発表 | 11月10日 |
| 実務修習の受講申請 | 11月12日〜11月19日 |
| 実務修習の実施 | 12月5日〜翌年3月31日 |
| 弁理士登録の申請 | 実務修習の修了の後 |
受講申請の期間は最終合格の発表の直後で、期間外の申請は受け付けられません。受講料は申請の前に振り込むので、発表の後すぐに準備しましょう。
実務修習の内容
実務修習は、eラーニングとオンラインの集合研修で行われます。eラーニングは講義の映像を視聴し、集合研修は事前に提出した起案(課題に対して作成する書面)の講評を交えて演習します。
実務修習の課程には、弁理士法と職業倫理、特許・実用新案、意匠、商標、条約などの5つがあります。
集合研修のコース
令和7年度の集合研修のコースは、金曜、土曜、平日の夜間の3つでした。集合研修は1月から2月にかけて5週続き、コースは受講申請のときに第3希望まで記入します。
実務修習の修了
実務修習を修了するには、すべての課程の課目の単位を修得します。eラーニングは途中の確認問題に8割以上正解して最後まで視聴し、集合研修は期限までに起案を提出して講義に出席します。集合研修には原則として出席します。やむを得ず欠席する場合は、補講か他のコースへの振替が認められることがあります。
修了できなかった場合、取得した単位は翌年度に持ち越せず、受講料も改めて必要です。
実務修習の一部免除
企業で出願書類の作成事務に専ら3年以上、または特許事務所などで出願書類の作成の補助業務に専ら5年以上従事した方は、実務修習の課程の一部の免除を申請できます。免除の有無にかかわらず、受講料は同額です。
登録の費用
実務修習と登録の費用は、令和7年度の金額で合わせて228,800円です。実務修習の受講料のほかに、登録免許税、登録料、登録月の会費がかかります。
| 費用 | 金額 |
|---|---|
| 実務修習の受講料 | 118,000円 |
| 登録免許税 | 60,000円 |
| 登録料 | 35,800円 |
| 登録月の会費 | 15,000円 |
登録の申請
登録の申請は、日本弁理士会の入力フォームで申請書を作成して印刷し、必要書類とともに郵送します。登録免許税は麹町税務署に納付し、領収証書を申請書に貼ります。登録料と会費は、指定の口座に振り込みます。
登録した後の働き方
登録した後は、特許事務所や企業で働くか、自分の事務所を開業します。
出典
- 特許庁「弁理士試験に関するQ&A」
- 日本弁理士会「令和7年度 実務修習のお知らせ」
- 日本弁理士会「弁理士登録申請について」
- 特許庁「令和7年度弁理士試験の結果について」
